変形性関節症



変形性関節症は非常に多い病気です。高齢者のほとんどがかかっているというデータがあります。しかし、この病気は、高齢者の人にかぎられる病気というわけでもありません。

変形性関節症の症状
この病気は関節炎とは異なりますが、関節に炎症が起こる点は共通です。慢性炎症がおさまらずに、年月が経つと軟骨はうすくなり、関節がスムーズに動かなくなります。そして進行すると軟骨がなくなり、骨がいびつになります。初めのうちはあまり症状を感じないこともありますが、関節内で炎症を起こすと痛みを感じます。関節に負荷がかかったり、動かしたりしたときに痛みは起こりやすくなります。

首や腰などの脊椎にも変形性関節症がおこります。脊椎には手足に延びる神経の根元があります。脊椎から神経が出るところに炎症が起こると、手足がしびれたり、腕や肩甲部に痛みが生じたり、頭痛やめまいが起こることもあります。

変形性関節症と区別がつきにくい膠原病やリウマチなどの疾患もありますので、専門医を受診しましょう。

治療法は次の3つ
①筋力強化のための運動
関節を支えているのは、骨や軟骨だけではありません。関節周囲の筋肉を落とさないようにすることが重要です。適切な運動をすることにより、関節のまわりの筋肉を鍛えられます。それにより、関節が安定し、負担を軽減することができるのです。
特に太っている人は、体重を減らすことにより、腰やひざなどの負担を軽減することができます。体重のコントロールが難しい場合は、体重に負けないように筋力をつけることが非常に重要です。


②病院で消炎治療を受けましょう。消炎治療には、消炎鎮痛剤の内服や湿布、温熱療法などの物理療法などがあります。

 

③手術が必要な場合もあります